徳島県は30日、夏の期末・勤勉手当(ボーナス)を職員に支給した。特別職と県議を含む1万3151人が対象で、総支給額は101億5636万円。対象者は昨夏よりも97人減ったが、昨年10月の県人事委員会の勧告に基づいて支給割合を引き上げたため、総支給額は3億2549万円多くなった。

 支給割合は、期末手当が昨夏と同じで一般職が1・225カ月分、部長級が1・025カ月分、勤勉手当はいずれも昨夏より0・075カ月多く、一般職が0・75カ月、部長級が0・95カ月分。行政職員の1人当たりの平均支給額(33・9歳)は51万5952円で、昨夏より2万439円(4・12%)増えた。

 特別職と県議は期末手当のみ支給され、昨夏より0・075カ月分多い1・475カ月分。支給額は▽知事278万375円▽副知事211万7362円▽政策監175万3775円▽県議会議長203万1812円▽副議長183万9325円。前期から引き続き務めている議員は173万2387円、新議員は51万9716円。