巨大な七夕飾りで知られる神山町恒例の「下分七夕飾り」が29日、下分公民館前で始まった。夜には電飾がともされ、里山に幻想的な光が浮かんだ。7日まで。
地区住民の有志120人が、長さ20メートルの竹3本を束ね、大きな吹き流しを付けた巨大七夕飾りを7カ所に設置。「野菜嫌いがなおりますように」「災害が起こりませんように」などと書かれた短冊をつるしたササ200本も据え付けた。
近くの景山耕資さん(80)は「今年も立派だ。準備した人の労力に頭が下がる」と感心していた。
電飾点灯は日没から午後10時まで。4日は県警音楽隊の演奏、5日は新のんき連の阿波踊りがあり、両日とも屋台が出る。
七夕飾りは全国的に有名な「仙台七夕まつり」のような豪華な飾り付けを目指し、2004年から始めた。