勤務時間を30分早める徳島県のサマータイム制度「あわ・なつ時間」が1日始まり、県職員が普段より早い時間帯に出勤した。8月31日まで続ける。
本庁舎では、始業前の午前7時台から職員が次々と登庁。職場の席に着き、早速仕事に取り掛かっていた。飯泉嘉門知事は庁議で「地球温暖化対策やライフスタイル(の転換)に向けた新しい取り組みを、それぞれの職場で推奨してほしい」と幹部職員に指示した。
県版サマータイムは東日本大震災があった2011年に導入し、5年目の取り組みとなる。本庁舎や西部、南部両県民局などで通常は午前8時半と同9時半の出勤時間をそれぞれ30分繰り上げ、終業時間も午後4時45分と同5時45分に早める。電力需要がピークとなる午後2~4時は節電強化時間帯とし、コピー機などの使用を控えて電力使用時間の分散を図る。