鳴門市大麻町中馬詰の畑で、「ユリの女王」といわれるカサブランカ約7000本が黄色やピンクの鮮やかな花を咲かせた。8日ごろまでが見頃。
 
 切り花農家小川寿男さん(68)が地域住民に見てもらおうと、4月、所有する畑約5アールに植えた。「多くの人に甘い香りを楽しんでほしい」と小川さん。10日ごろからは白色の花も咲き始めるという。
 
 近くの堀江南幼稚園の八尾凪紗(なぎさ)ちゃん(6)は「きれいでいいにおいがした」と笑顔で話していた。畑は同幼稚園から南へ約500メートル。