剣山山頂付近に完成したあわエコトイレ(県提供)

 徳島県が剣山山頂に整備していた「あわエコトイレ」が完成した。26日にオープニングセレモニーを開いて使用を始める。カキ殻の微生物を利用して汚水を浄化し、循環させて再利用するなど、環境に配慮している。

 鉄骨平屋77平方メートルで太陽光パネルやヘリポートも設置。避難場所として利用できる多機能スペースがあるほか、自動体外式除細動器(AED)や携帯酸素ボンベを置くなど、非常時の登山者の安全にも配慮した。

 26日には飯泉嘉門知事らによるテープカットがある。登山者にはトイレのマナーなどを記したトレッキングマップを配る。

 完成に合わせ、10月末までを「登山マナーアップキャンペーン期間」とし、トイレや山の安全などについての普及啓発に力を入れる。

 県は頂上ヒュッテ横にある公衆トイレが老朽化していることなどから、2014年の剣山国定公園指定50周年を機に新設。昨年8月に着工した。建設費は1億5千万円。