つどい家で陶芸作品に見入る住民ら=那賀町和食

つどい家で陶芸作品に見入る住民ら=那賀町和食

 那賀町の活性化に取り組む徳島大地域再生塾が同町和食地区に整備した交流スペース「つどい家」が5日、オープンした。
 
 この日は記念イベントとして、地元の陶芸家柿田小糸さん(83)らのグループによる作品展があり、来場者は花器やトトロの置物などに見入っていた。
 
 近くの野原和美さん(48)は「いつでも気軽に集える場ができてうれしい。地域が活性化し、自分も元気づけられる」と話した。作品展は12日まで。
 
 つどい家は、フリースペース2部屋のほか、壁にプロジェクターで映写ができるミニシアタールームなどがあり、地域住民に1時間100円で貸し出している。同町出身者が所有する空き家を無償で借り、改修した。