三好長慶の銅像を清める「さかい三好まつり」の参加者ら=4日、堺市の南宗寺

 徳島ゆかりの戦国武将・三好長慶(1522~64年)らの一族を顕彰する活動をしている徳島県と大阪府の9団体が「三好一族関連事業連絡会」を発足させた。連携を強めて各団体の活動を活発にすることで、織田信長より先に畿内を制した長慶らの再評価につなげる。

 参加したのは徳島の三好長慶会(徳島市)、三好長慶武者行列まつり実行委員会(三好市)の2団体と、大阪の三好芥川城の会(高槻市)、堺・ちくちく会(堺市)、福島区歴史研究会(大阪市)、徳島県人会近畿連合会(大阪市)など7団体。

 団体はそれぞれ武者行列や講演会、史跡巡りなどの行事を企画している。連絡会結成でさらに交流を深め、協力態勢を整える。具体的には、加盟団体が行事を主催する際に他団体が後援し、団体内外にチラシを配るなどして周知に努める。

 昨年7月、ちくちく会が長慶没後450年を記念して堺市の南宗寺に長慶の銅像を建てた際、各団体が協力したのがきっかけとなり、連携強化のための組織をつくることで一致していた。

 長慶の命日である今月4日には、ちくちく会が南宗寺で「さかい三好まつり」を開き、他団体の代表ら約80人が参加。手拭いで銅像を清めた。地元の「南大阪連」の阿波踊り奉納もあった。

 ちくちく会の竹内魁成代表世話人(67)=大阪市=は「大阪と徳島は一つというイメージで助け合い、三好一族の知名度向上につなげたい。将来は関連自治体を巻き込んだイベントも企画したい」と話している。