スタジアムで展示される里崎さんの現役時代のユニホーム=鳴門市役所

 鳴門市は、30日に同市の鳴門ポカリスエットスタジアムで行われる徳島ヴォルティスのホーム戦で、市出身の元プロ野球選手里崎智也さん(42)を招いたイベントを開く。現役時代に捕手だった里崎さんが投球を受けるほか、現役時代のユニホームを展示する。

 イベントはスタジアム前の広場で試合開始前に実施。午後5時半から小学生以下を対象に、里崎さんが構えるミットにボールを投げ、スピードガンで球速を測ってもらう。

 市が設けるブースには、鳴門第一中や鳴門工業高、千葉ロッテ、第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、北京五輪でそれぞれ着用したユニホーム5点を展示する。サイン会や握手会も行う。

 ステージでは午後6時5分から、里崎さんやヴォルティスの岸田一宏社長、泉理彦市長がプロスポーツをテーマにトークする。

 「鳴門市民デー」として開かれる一戦を盛り上げようと、市が企画した。里崎さんは2015年に市スポーツアドバイザーに委嘱され、市民のスポーツ振興に取り組んでいる。