協定書にサインする飯泉知事(右)とスヴァニゼ会長(左)=県庁

 徳島県は21日、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場するジョージア代表チームの事前キャンプに関する基本協定をジョージアラグビー協会と結んだ。代表チームは19年9月8日から9日間、県内で事前キャンプを行う。

 ジョージアラグビー協会のゴチャ・スヴァニゼ会長が県庁を訪れ、飯泉嘉門知事とともに協定書に署名した。スヴァニゼ会長は「徳島の人に誇りに思ってもらえるように、W杯では全力を尽くしたい」と話し、知事は「食とおもてなしで選手がリラックスできる環境を整えたい」と応じた。

 ジョージアは19年9月23日に愛知県の豊田スタジアムで初戦を行う。初戦の直前は会場周辺で公認キャンプを行うことになっており、事前キャンプはその前に徳島を拠点に行われる。

 県によると、練習拠点として鳴門市の鳴門大塚スポーツパークを想定している。選手団の規模や事前キャンプの具体的なスケジュールなどは未定。