徳島県は2日、藍住町の20代男性会社員が広島県に滞在中に行ったPCR検査で、新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。男性は昨年12月31日に帰県し、1日に県内の医療機関に入院した。濃厚接触者はおらず症状は軽症。県はデルタ株かどうかを確認するスクリーニング検査を行っている。デルタ株でなかった場合、オミクロン株感染の可能性がある。

 男性は昨年12月27日に私用で広島県を訪れた。30日に39度台の発熱やのどの痛みがあり、同県内の医療機関を受診。31日に車で帰県し、自宅で過ごしていた。ワクチン接種はしていなかった。

 2日に広島県から徳島県に連絡があった。広島県で陽性が確認されているため、徳島県の陽性者としてはカウントされない。県内での1日の検査分は陽性がゼロで、感染者が確認されなかったのは50日連続となった。