新月の夜、阿南市の四宮英一さんは、敷地内に建てた「観測所」の屋根を開け、天体観測用のカメラを備えた口径300ミリの望遠鏡を夜空に向ける。地球から数百万光年以上(光年は光が1年間に進む距離)離れた銀河に焦点を合わせると、深夜から未明にかけて自動撮影機能が働く…