水都・徳島市の魅力を発信し、中心市街地の活性化につなげるイベント「徳島ひょうたん島水都祭2015」(実行委主催)は11日午後も藍場浜公園一帯で多彩な催しが行われ、約1万5千人の人出でにぎわった。夜には2千発の花火が打ち上げられ、水辺を彩った。
午後8時すぎ、あわぎんホール前から花火が打ち上げられると、藍場浜公園周辺に詰めかけた見物客から大きな歓声が上がった。光の大輪が広がるたびに川面を幻想的に照らし出し、見物客を魅了していた。
昼間には新町川でカヌーとカヤックの体験会や段ボール製の手作りボートを使ったレースなどが行われ、参加者は水辺の遊びを楽しんでいた。
徳島市昭和町7の会社員松崎君男さん(45)は「身近に水辺で遊べる環境があるのはうれしい。川をきれいにしようという気持ちになった」と話した。
12日は吉野川のアシで作った舟の乗船会や歌手の青山テルマさんが出演するライブなどがある。