King Gnu Photo by Tomoyuki Kawakami

 徳島県阿南市出身の勢喜遊(せき・ゆう)さんがドラマーとサンプラー(電子楽器の一種)を務める4人組ロックバンド「King Gnu」の新曲「カメレオン」が、フジテレビ系の新ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(毎週月曜午後9時~)の主題歌として、10日の初回放送で初解禁された。

 放送直前にドラマ公式SNS(会員制交流サイト)で、作詞・作曲を務めた常田大希さんが曲について「これまでのKing Gnuにありそうでなかった」とコメント。最近の新曲ラッシュも相まって注目を集めていた。

 そして曲が流れ出したのは、作中の事件が一区切りついた開始から約1時間後だった。「突き止めたい、かなわない―」と、ボーカル井口理さんの透明感あるハイトーンボイスによる歌い出しで始まる曲は、罪を犯した者にも優しく寄り添うような哀切なバラード。善悪は容易に二分できるものではなく、「真実は一つじゃない、人の数だけある」というドラマの世界観を表現した歌詞とメロディーが披露された。

 曲の解禁を待っていたファンからは「King Gnuは裏切らない」「毎回期待を超えてくる、すごすぎ」「白日を超えるレベルの神曲になりそう」「鬼リピ確定」と絶賛のツイートが続々。今後のドラマ展開とともに、後日リリースされる曲のフルバージョンへの期待も高まった。

 ドラマは、田村由美さんの同名漫画が原作で、菅田将暉さんが主演を務める。ささいな物事に疑問を持つ変わり者の青年・久能整(ととのう)(菅田)が、膨大な知識と独自の価値観に基づく持論を展開することで、物事に隠された謎だけでなく、それに関わる人たちの心の闇も解きほぐしていく会話劇ミステリー。

 9日に東京・台場で行われたドラマの完成披露試写会に、King Gnuがサプライズゲストとして出演。常田さんがドラマのために主題歌を書き下ろしたことを発表していた。