徳島県は12日、10歳未満~80代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。全員、軽症か無症状という。県内で感染者が確認されたのは8日連続で、2桁となったのは2日ぶり。県内の感染者は累計3355人となった。
このうち3人は、中学生2人と小学生の兄弟。先に感染が分かった父親の濃厚接触者で、家庭内で広がった。3人は感染可能期間に登校していない。
クラスター(感染者集団)が発生した児童等利用施設に勤める職員の娘の20代女性公務員も感染し、関連するクラスターの規模は12人となった。先に感染が判明した人と接触した医療機関職員の50代男性と、高齢者施設職員の40代女性が陽性となった。
このほか、大阪府から県内に帰省していた20代女性と、鹿児島県に帰省していた20代男性も陽性と判明した。男性は帰県後に実家の家族の感染が分かり、検査を受けた。残る3人はいずれも県外との往来歴などがなく、感染経路は調査中。
11人の居住地は藍住町3人、徳島市と海陽町が各2人、三好市、阿南市、大阪府、岡山県が各1人。ワクチンは対象年齢外の小学生1人を除く10人のうち9人が接種済みだった。
12日時点の入院患者は49人で、病床使用率は18・6%となっている。
>オミクロン、徳島で新たに8人感染【12日速報】
https://www.topics.or.jp/articles/-/645686