米軍機の低空飛行について地図上で確認するオレンジルート下の住民ら=三好市の西祖谷老人福祉センター

 米軍機の低空飛行訓練ルート「オレンジルート」下にある各県の住民らが12日、「米軍機低空飛行いやーん会議in祖谷」を三好市西祖谷山村一宇の西祖谷老人福祉センターで開き、意見交換した。
 
 三好市の東祖谷と西祖谷山村、牟岐町、和歌山、高知両県をはじめ、米軍岩国基地のある山口県などの住民団体メンバーや共産党議員ら約30人が出席。各地の目撃情報をメールや無料通信アプリLINE(ライン)などで即時に共有し、動画や写真の撮影に役立てる協力態勢を取ることを申し合わせた。
 
 出席者からは「徳島県ドクターヘリのルートと重なっており、大事故につながる危険性がある」「騒音に驚いて子どもが泣き出した」などの声が上がった。
 
 高知大の岡田健一郎准教授(憲法)の講演もあり「日米が結ぶ地位協定は、他国に比べて米の自由度が非常に高い。他国軍が自国内にいること自体、異常な事態だと認識する必要がある」と説明した。