高齢者らの見守りに関する協定書を締結した(左から)湯浅所長、玉井町長、重村所長=板野町役場

高齢者らの見守りに関する協定書を締結した(左から)湯浅所長、玉井町長、重村所長=板野町役場

 徳島新聞の板野、板野南両専売所でつくる「徳島新聞板野町販売店会」は14日、新聞の配達時に高齢者宅などに異常がないか確認する「高齢者等の生活状況の見守りに関する協定書」を板野町と結んだ。徳島新聞販売店が地元自治体と同様の協定を結ぶのは22市町目。

 両専売所では、毎日25人の配達員が朝刊を各戸に配っている。新聞や郵便物がたまっているなどの異変に気付いた際、町に連絡し、連携して安否の確認を行う。緊急時には県警や消防にも通報する。

 町役場で調印式があり、玉井孝治町長が「町の高齢化率は徐々に上がっています。見守りに協力をお願いします」などとあいさつ。玉井町長と、板野専売所の湯浅隆所長、板野南専売所の重村好彦所長が協定書に調印した。

 町内では、6月1日時点で1人暮らしの高齢者が513人おり、65歳以上だけの世帯は479世帯ある。