献血した人(右)に花を手渡す生徒=徳島市の献血ルームアミコ

 献血の普及に協力しようと、県立みなと高等学園(小松島市)の2、3年生計8人が23日、徳島市のアミコビルにある献血ルームアミコで、献血した人に自分たちが育てた花を贈った。

 マリーゴールドとサルビア計3鉢をセットにし、感謝の気持ちを書いたメッセージカードを添えて70人に手渡した。徳島駅前などでは、通行人らにポケットティッシュを配って献血への協力を呼び掛けた。

 2年の岡田祐貴さん(16)と長原一樹さん(16)は「花を受け取ってくれてうれしかった。献血する人が増えてほしい」と話した。

 同校は2015年から、血液が不足しがちな6月と12月に花を贈る取り組みを続けている。