原菊太郎氏の後継として武市一夫副知事が取り沙汰されたが、自民党は清新で中央政界と直結している人が適当として、衆院議員1期目だった武市恭信氏を擁立した。元県商工水産林務部長の島勝福氏が前回に続いて出馬。社会党が県電気局長だった米村英彦氏を担ぎ出し、共産党は初の公認候補として青山照明氏を立てた。

 当初共闘を目指した社会党と民社党が分裂。自民党が総力を結集し、武市恭信氏が圧勝した。武市氏は県議会の就任あいさつで「阿部五郎元知事の公平さ、阿部邦一元知事の計画性、原菊太郎前知事の実行力を教訓とし、本県発展に全力を尽くす」と語っている。

当 197782 武市 恭信(自民)
  131844 島  勝福(無所属)
   20587 米村 英彦(無所属)
    8520 青山 照明(共産)