鳴門市の姉妹都市ドイツ・リューネブルク市を訪れる市親善使節団(団長・泉理彦市長、34人)が15日、現地へ向けて出発した。リュ市ではホームステイするなどし、ウルリヒ・メドケ市長を表敬訪問したり、市民との交流行事に参加したりする。
出発に先立ち、市民会館前で壮行会が開かれた。泉市長が、今回の使節団には公募に応じた中高生12人も加わっていることを紹介し「一回りも二回りも成長して帰ってくるでしょう」とあいさつ。一行は家族や市職員らに見送られ、バスで関西空港に向かった。
一行は16日(現地時間)にリュ市入りし、一般団員は4泊5日、中高生団員は6泊7日の日程で滞在。現地交流会では、中高生らがベートーベン「第九」交響曲の合唱パート「歓喜の歌」を披露し、2018年の「第九アジア初演100年」をPRする。その後、欧州観光を楽しみ、24日に帰国する。
両市は1974年に姉妹都市提携を結んで以来、毎年相互に使節団を派遣。2014年10月には提携40周年を記念し、リュ市から過去最大規模の60人が来日した。鳴門市の親善団派遣は2年ぶり21回目。