臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=22日午後4時半ごろ、県庁

 徳島県は22日、1日当たりとしては過去最も多い80人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。厚生労働省が要請し、県が想定した最大感染者数77人を超えた。80人のうち57人が30代以下だった。症状別では軽症69人、無症状が11人となっており、入院したのは高齢者ら4人にとどまる。県は検査や調査業務を充実させるため、23日から6保健所の職員を過去最多の180人態勢とする。高齢者らへのワクチン追加接種を加速させるため2月1日から徳島市のアスティとくしまで始める大規模集団接種は、26日から予約を受け付ける。

 クラスター(感染者集団)では、徳島商業高で生徒や家族ら9人が新たに感染し、関連する感染者は58人となった。屋内スポーツ関連でも参加者や家族ら6人が陽性となり、規模は42人となった。

 小中高校生の新規感染は14人(小学生6人、中学生3人、高校生5人)で、中学校1校が24日まで休校する。県は児童、生徒と接触があった167人の検査を進めている。

 徳島、鳴門、小松島、吉野川市の職員が各1人、ハローワーク徳島の職員1人の感染も分かった。

 80人の居住地の内訳は徳島市43人、阿南市6人、鳴門市と吉野川市各5人、藍住町4人、北島町3人、美馬市2人、小松島市、阿波市、勝浦町、石井町、海陽町、松茂町、板野町、上板町、北海道、東京都、大阪府、福岡県各1人。年代別では20代が21人と最多で10代15人、30代14人と続く。10歳未満は7人。60代以上は4人だった。

 22日時点の病床使用率は18・6%。県内の感染者数は累計3782人になった。

 県は感染者の急増に伴い、23日から6保健所の職員数を142人から180人に増員する。東京や大阪などでは積極的疫学調査が限界を迎え、感染経路の特定が難航しているといい、態勢拡充で濃厚接触者の特定、検査、入院調整などの業務に不備が出ないようにする。

 県が主導するワクチン大規模集団接種は、26日午前8時半からコールセンターとインターネットで予約を受け付ける。接種期間は2月1~5日で、3日のみ夜間(午後7~9時)も実施する。対象は市町村から3回目の接種券が届いている高齢者ら約3千人で、米モデルナ社製を使用する。徳島駅から会場まで無料のシャトルバスを運行する。大規模集団接種については順次、日程と人数を拡大していく。

 コールセンターは午前8時半から午後8時まで、電話0120(567)571。

 

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