開店準備をする生徒=鳴門市撫養町の大道商店街

 鳴門渦潮高校(鳴門市)総合学科の生徒8人が18日、同市中心部の大道商店街の空き店舗に、駄菓子を販売したり小学生に勉強を教えたりする「UZUcafe」をオープンさせる。商店街のにぎわいづくりに一役買おうと企画した。
 
 店舗は広さ約30平方メートルあり、10円~100円(税込み)の駄菓子約50種類と市伝統のわんわん凧(だこ)を販売。店内に机を並べておき、随時、勉強を教える。毎週月、水、金曜日に開店し、営業時間は8月末までは午前11時~午後6時で、9月以降は午後4時~5時半となる。
 
 同校は今春、地域活性化や起業を学ぶ一環として同商店街の空き店舗活用に取り組む生徒を募り、1~3年生8人が希望した。生徒は商店街に駐車場がないことから、ターゲットを高校生以下に絞って業態を検討し、駄菓子屋を思い付いた。
 
 6月に大道商店街振興組合と地域活性化に向けた連携協定を結び、空き店舗を無償で借り受けた。同組合の春木喜美子理事長(37)は「高校生ならではの発想に期待している」と話す。
 
 生徒のリーダー仁木いずみさん(17)=3年=は「子どもたちに金銭感覚が身に付くよう接客をしたい。普段は足を運ばない人も商店街に訪れるようになれば」と意気込んでいる。