1985年以来34年ぶりに保守分裂選挙となった。5選を目指す飯泉嘉門氏に対抗し、多選を批判して元県議の岸本泰治氏が自民党を離党して出馬。岸本氏は懸命に追い上げたものの、飯泉氏が逃げ切った。徳島県知事の5選は初めて。
飯泉氏は自民党県連の推薦などを得て県議らによる組織戦を展開した。岸本氏は、自民党県連の決定に反発した後藤田正純衆院議員の支援を受けて急追し、吉野川市などでは飯泉氏の得票を上回った。この知事選をきっかけに、自民党県議と後藤田氏の対立が深まっていく。
当 158972 飯泉嘉門(無所属)
122779 岸本泰治(無所属)
18332 天羽篤(共産)