臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=25日午後4時45分ごろ、県庁

 徳島県は25日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~80代の男女92人について詳細を発表した。家庭内での感染者が過去最多の32人に上った。医療機関に入院していた80代以上の1人が亡くなった。県内で感染者の死亡は昨年11月20日以来66日ぶりで、死者は累計67人になった。

 亡くなった患者はワクチンを2回接種済みで、重症者用病床には入っていなかった。県は症状が悪化した経緯などを明らかにしていない。飯泉嘉門知事は会見で「オミクロン株に感染していた可能性がある」との認識を示した。

 クラスター関連では、屋内スポーツ活動参加者の家族3人が感染した。児童等利用施設でも職員2人と利用者の家族1人の3人が陽性となった。このほか、勝浦中で生徒1人、徳島商業高で生徒の親族1人、高齢者施設でも職員1人の感染が新たに判明した。

 学校関係の感染者は小学生16人、中学生4人、高校生3人、高校教職員1人の計24人。25日時点で16校(小学校10校、中学校5校、高校1校)が休校している。大学生3人の感染も分かった。

 このほか徳島名西署の警察官1人と、海上自衛隊小松島航空基地の自衛官1人の感染も判明した。

 92人の居住地は徳島市40人、鳴門市、上板町各8人、阿南市6人、藍住町5人、小松島市4人、美馬市、松茂町各3人、吉野川市、三好市、海陽町、板野町各2人、阿波市、勝浦町、佐那河内村、神山町、牟岐町、北島町、大阪府各1人。軽症が85人で、残る7人は無症状という。

 直近1週間(18~24日)の感染者は457人、自宅療養者数は220人で、それぞれ過去最多を更新した。病床使用率は22・4%となった。

 

https://youtu.be/NpNdKiJByLE