サイバー攻撃により医療を提供できなくなるなど甚大な被害を受けた国内の病院は、つるぎ町立半田病院が初めてではない。

 厚生労働省は、医療機関が標的になる恐れや被害の正確性などを理由に実態を非公表としている。そうした中、奈良県宇陀市の市立病院は、半田病院とは違うタイプの身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」の攻撃を受け、詳細な被害内容を明らかにした