徳島市出身の考古、人類学者鳥居龍蔵(1870~1953年)に関する企画展「鳥居龍蔵と草原の遊牧王朝遼」が、5日から3月13日まで徳島市の県立博物館で開かれる。ライフワークとして取り組んだ中国東北部に契丹(きったん)人がつくった王国遼(916~1125年)の文化を紹介。鳥居が現地で収集した歴史資料や遺跡写真、自筆原稿など150点を展示する。鳥居の研究成果をひもときながら、知られざる王国遼の歴史文化の魅力に迫る…