「(徳島、高知両県の)合区で新人候補を見つけるのは難しいと実感した」。1月24日、徳島市のアスティとくしまで開かれた立憲民主党徳島県連の常任幹事会。庄野昌彦代表が半年後に迫る参院選について徳島からの擁立断念を示唆した。すると、出席者から声が上がった。「諦めれば県連の存在意義が問われる」

 出席者の一人は「簡単に見つからないことは、みんな分かっている。庄野代表自ら打って出るべきだと思っている人もいるが、その可能性がないのもみんな分かっている」と厳しい状況を打ち明ける…