きり材を加工する従業員=東みよし町加茂の斉藤桐材工業

 夏祭りシーズンを迎え、徳島県内唯一のきりげた工場の斉藤桐材工業(東みよし町加茂)で、げた作りが最盛期を迎えている。

 工場内には至る所に加工途中のげたが積み上げられ、従業員がきり材の切断や研磨を行ったり、接着剤で貼り付けたりする作業に汗を流している。一日に約150足を仕上げ、首都圏や近畿に出荷している。

 斉藤雄二社長(66)によると、売れ筋は4千円前後の商品。国産きり材を用いた高級品も根強い人気があり、老舗呉服店を中心に引き合いが強い。作業のピークは7月末まで続く。