保育に携わる人を対象に接種券不要のワクチン追加接種を11日から実施

 徳島県は5日、10歳未満~90代の男女184人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数としては過去3番目に多い。県内で感染者が100人を超えるのは11日連続。60代以上の4人が肺炎などの中等症で軽症は163人、無症状が17人。県は乳幼児の感染が増加しているとして、保育に携わる人を対象に接種券不要のワクチン追加接種を11日から実施すると報告した。

 追加接種は大規模集団接種会場となる徳島駅前のアミコ東館で行う。2回目接種から6カ月以上が経過し認定こども園や保育所、児童養護施設などに勤務する保育士らが対象。特例的に接種券は不要としワクチンは県が確保した米モデルナ製を用いる。期間は11~13、19、20日の5日間で、4千人分を準備している。

 大規模集団接種会場の交通利便性を高めるため、徳島市のアミコラインパークと徳島駅西地下駐車場では接種者の利用料を1時間無料とする。また、小松島市の小松島ショッピングプラザ・ルピアと美馬市の県立西部防災館での接種日には無料のシャトルバスを運行する。ルピアは19、26の両日に南小松島駅間で各6往復、西部防災館は20日に阿波池田バスターミナル(三好市)、道の駅・藍ランドうだつ(美馬市)、阿波半田駅(つるぎ町)の3方面間で2往復ずつ運行する。

 184人のうち未就学児は21人に上り、これまでで最多となった。学校関連は小学生9人、中学生6人、高校生5人、大学生4人、専門学校生、大学教職員、小学校教職員各1人。

 県立中央病院の医師1人の感染も判明。勤務中は防護服を着用していたことから「院内感染の可能性はない」として通常の診療体制を継続している。医師の感染経路は調査中。患者を含む接触者22人は全員検査で陰性だった。県警の警察官2人、県と徳島労働局、小松島市の職員各1人も陽性となった。

 居住地の内訳は徳島市107人、鳴門市13人、阿南市と北島町各10人、板野町8人、吉野川市7人、石井町5人、小松島市と藍住町各4人、阿波市と美波町各3人、美馬市2人、佐那河内村、勝浦町、神山町、牟岐町、上板町、つるぎ町、東京都、兵庫県各1人。

 自宅療養者は967人。入院患者は88人で病床使用率は33・5%。直近1週間の感染者数(1月29日~2月4日)は1149人。感染者は累計5721人となった。