徳島県は8日、10歳未満から90代の男女157人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数が100人を超えるのは14日連続。症状は軽症が137人、無症状が20人としている。児童等利用施設2カ所でクラスター(感染者集団)が発生したと認定。入院治療中だった80代以上の患者2人が7日に亡くなったと公表した。うち1人の死因は新型コロナとは別の疾患という。県内の死亡者は累計71人となった。
児童等利用施設2カ所は、それぞれ職員と利用者、その家族が陽性となっており、感染者数は計10人と計14人。県は2施設について「接触者が特定できている」として名称や所在地を公表していない。
学校関係の感染者は小学生13人、中学生6人、高校生5人、大学生4人、専門学校生2人。8日時点で、29校(小学校15校、中学校9校、高校5校)が休校(学級・学年閉鎖含む)している。県と牟岐町の職員各2人、県警、徳島刑務所、自衛隊徳島地方協力本部、鳴門市の各1人も感染が分かった。
居住地は徳島市86人、鳴門市13人、松茂町9人、小松島市7人、吉野川市6人、阿南市、板野町各5人、上板町、北島町各4人、阿波市、石井町各3人、美馬市、牟岐町、海陽町、藍住町各2人、那賀町、美波町、つるぎ町、東みよし町各1人。
直近1週間の感染者数(2月1~7日検査分)は1215人、8日時点の自宅療養者数は1038人で、それぞれ過去最多。病床使用率は前日と同じ36・1%となっている。県内の感染者は累計6198人となった。
また四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスは8日、選手1人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。