高松市で分譲マンションの建設が相次いでいる。市中心部では複数の業者が同時期に20階規模のタワーマンションを計画しており、これまでにない活況ぶりをみせている。なぜ今、建設ラッシュなのか。

 昨年12月、買い物客が行き交う高松南新町商店街のアーケード沿いに、19階建て分譲マンションの予告を掲げた囲いが設けられた。事業主の穴吹興産(高松市)は2008年7月に市内で最初のタワーマンションを建設。今回が3棟目で、24年2月の完成を目指している…