また嫌な季節が来ましたなぁ。冬だから寒いんはしょうがないって? ちがいますがな。「受験の季節」です。こんな年になっても、うなされる悪夢。「ああ、問題が解けん」…。

 今年の1次試験は荒れましたなぁ。「大学入学共通テスト」とやらに名称を変えた試験内容に振り回され、感染力の強いオミクロン株に狙い撃ちされ…。ほんで「東大命・医学部命」の子が刃物を振り回したり、試験会場で動画撮影して解答を求めたりと、あばさかるんもええかげんせーと、叫びたくなる。

若さはつらい時季

 いやいや、加害者の子だけに言いよるんと違うんジョ。そんなところに追い込んだ大人たちに対してでよ。一方で、大学だけがすべてやないって、分かったような顔して大人は言う。若いということは、つらい時季やなぁ。

 「青嵐」という言葉があるけど、「青春時代」はまさに嵐の時代。雨、風の向こうにある道が見えない。ドラえもんの「どこでもドア」が欲しい。一足飛びに幸せな未来へ行きたい。

 けんどなぁ、人生も終わりかけた婆さんが思うに「麦は踏まれて強くなる」んでよ。えっ、麦ってどんなもん?って時代やろけど、踏まれて、土になじんで、草木は育つんジョ。

自分の花を咲かそう

 「青春」は「青く」て苦いけれど、花も咲く「春」の時期だ。どんな花かは分からないが、自分の花だ。耕しながら種をまき、大輪の花を咲かせようよ。頑張れ、若い衆(し)。結果がどうあれ、「今」を一生懸命生きていくしかない。

 「三寒四温」。寒い日が続いても、またいつか温かい日になる。(意地野悪婆)

※あばさかる=調子に乗る