JA東とくしまは、小松島市立江町の産直市「みはらしの丘あいさい広場」を拠点に、消費者が農業経営に参加する地域支援型農業(CSA)に取り組んでいる。消費者の需要に応じて付加価値の高い農作物を作り、生産者は安定した収益が得られる利点がある。消費者と生産者が交流する「JA東とくしまCSA推進協議会」を発足させており、今秋にCSAで生産した農作物の出荷を目指す。
協議会は、あいさい広場の運営に消費者の意見を反映させようと、野菜ソムリエや調理師、生産者ら25人で昨年8月に設立。農業生産から加工、販売まで手掛ける6次産業化の商品開発、有機米作り、効果的な販促方法といった、消費者・生産者向けの講座を企画している…
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