募金活動やイベントのPRを行うダッシュ隊徳島ジュニアのメンバーら=5月31日、徳島市のしんまちボードウオーク(ダッシュ隊提供)

 東日本大震災の被災地を支援するボランティア団体「ダッシュ隊徳島」は8月15日、宮城県と徳島県の子どもが一緒に防災について考えるイベントを石井町の石井中央公民館で開く。初めて企画した昨年は台風の影響で中止したが、交流を続けようと再び計画。被災経験を伝えてもらい、徳島の子どもの防災意識向上につなげる。

 イベント名は「TEENs’防災~すべての人へ~」で、15日午後1時から同4時まで。両県の子どもが5、6人のグループに分かれ、防災マップや防災グッズを作って発表する。被災した大学生の語り部3人も招き、震災当時の避難生活や被災地の現状について話してもらう。

 宮城県からは、昨年参加予定だった南三陸町の小中高生15人を招待する。12日に来県し、徳島の小中高生15人と海水浴や阿波踊りを楽しみながら、イベントでの発表に向けた準備をする。

 ダッシュ隊は2012年から毎年、東北の子どもを招待している。イベントに向け、県内の中高生でつくるダッシュ隊ジュニアのメンバーが活動資金を集めるための募金活動に取り組んでいる。24日には徳島プリンスロータリークラブから、阿波踊りで着る法被40枚やTシャツ20枚、活動資金30万円が贈られた。

 イベントは一般住民にも公開され、入場無料。ダッシュ隊徳島の川島淳代表(43)は「交流する徳島の子どもたちが被災地について深く知り、大人も防災についてあらためて考える機会にしてもらえれば」と話している。