浅香さんが手掛けた市民参加型演劇=2月、徳島市文化センター

 徳島市文化振興公社は、市が新町西地区再開発事業で計画する新ホールの開館に向け、同ホールを拠点にミュージカルや歌、ダンスなどに取り組む市民グループを8月に立ち上げる。基本理念に「芸術文化の創造拠点」を掲げる新ホールの特色の一つにする考えだ。
 
 公社芸術監督の浅香寿穂さんがコーディネーターを務め、さまざまな舞台芸術を創作。ジャンルごとに参加者を募ってワークショップを開き、毎月1、2回練習を重ねる。

 2015年度は8月2日に市シビックセンターで歌唱、12月19、20日にあわぎんホールでコンテンポラリーダンスのワークショップを開く。講師は、歌唱を徳島市出身のソプラノ歌手井上ゆかりさん、ダンスを振付家でダンサーのスズキ拓朗さんが務める。16年3月20日に同センターで成果発表の公演を行う。

 新ホールの運営について議論した市民会議が3月にまとめた管理運営計画で、市民参加の仕組みづくりの必要性が指摘され、市は公社に市民グループの設立を委託した。運営ボランティアの養成講座などを含めた本年度の委託料は498万円。

 浅香さんは12~15年、閉館前の市文化センターで市民参加型演劇を3回手掛けており「貸し館をメーンにはせず、市民が何かをつくり出す場所にすることがこれからのホールには必要。そのための下地づくりをしたい」と話している。

 ワークショップはいずれも定員約30人で、小学生以上が条件。参加無料。歌唱ワークショップへの申し込みは今月28日が締め切り。問い合わせはシビックセンター<電088(626)0408>。