ゴルフの第46回徳島新聞社杯郡市対抗大会は27日、美馬市穴吹町の四国カントリークラブ(パー72)に過去最多の48チーム、382人が参加して開幕した。予選ラウンドは27、28日の2日間。27日は上位13チーム、28日は上位11チームの計24チームが7月26日の決勝ラウンドに進む。
優勝争いは前回の上位チームを中心に展開しそうだ。6連覇の懸かる徳島城東は真井純一、2年連続で最高殊勲選手に選ばれた千原喜清の両ベテランが引っ張り、主将の宮越秀信や若手の瀬戸威志ら前回優勝メンバーがそろう。
前回僅差で優勝を逃した吉野川市Aは、昨年の全国都道府県対抗アマチュア選手権に出場した寺山徹、同選手権代表経験のある明石光由ら若手のほか、笠井俊志、平山昌俊代表ら新旧のバランスの良い布陣で雪辱を期す。
昨年3位で全員が60歳未満の板野東部Aは安喜豊、松葉貢生ら実力者で挑む。安定感のある坂田幹夫、尾崎幸夫、小野寺秀樹らが顔を並べる徳島城南Aが続く。
四国カントリークラブは丘陵コースで比較的アップダウンは少なく、フェアウエーは広い。うねりがあるグリーンが特徴でカップの位置次第で難易度が大きく変わるため、スコアメークにはアプローチとパットの精度が求められる。
1チーム8人の団体戦で27日は26チーム、28日は22チームが出場。18ホールストロークプレーで争われ、上位7人の合計スコアで順位が決まる。2日間とも午前7時半からアウト、インに分かれてスタートする。
大会は都道府県対抗アマチュア選手権(10月24、25日・六甲国際ゴルフ倶楽部)の県予選も兼ねており、事前にエントリーした選手のうち上位3人に出場権が与えられる。
◇徳島新聞社主催、県ゴルフ協会、四国放送後援、ダンロップスポーツマーケティング協賛