鳴門西ライオンズクラブが商品化した「第九せんべい」

鳴門西ライオンズクラブの会員から体育用具を受け取る児童=鳴門市の板東小

 ベートーベン「第九」アジア初演100周年を機に鳴門市の鳴門西ライオンズクラブが商品化した煎餅の土産品「第九せんべい」=写真=が売れ行き好調だ。収益金で第九振興に貢献した団体を支援しようと販売を始め、これまでに150万円以上を売り上げた。26日、同市の板東小に収益で購入した体育用具を寄贈した。 

 煎餅は直径7センチの9枚入り。阿波市の「障がい者就労支援センターかがやき」に注文し、表面に板東俘(ふ)虜(りょ)収容所やドイツ兵捕虜による楽団「徳島オーケストラ」などの写真を刷っている。

 昨年11月から鳴門市ドイツ館や道の駅「第九の里」、なると物産館に並べ、1箱500円(税別)で販売。これまでに3千箱余りが売れた。

 板東小がイベントなどで第九を歌って地域を盛り上げたとして、寄贈先の第1号に選んだ。この日、木村正美会長ら会員9人が訪れ、サッカーボールや跳び縄など体育用具58点(10万円相当)を贈った。

 木村会長は「世界に誇れる板東の史実を継承してほしい」とあいさつ。児童282人を代表し、6年の岡田力(りゅう)樹(き)君(11)と石原千(ち)誉(よ)弥(み)さん(12)が「大切に使います」とお礼を述べた。

 同クラブは今後も売れ行きに応じて寄贈を続ける。