2022年春闘が県内でも始まった。岸田文雄首相が3%を超える賃上げに期待感を示すなど「官製春闘」の色合いが強い中、労働組合側は「さらなる底上げが必要」と大幅増額を求める。一方、企業では新型コロナウイルスの影響が長引き、「オミクロン株」の感染拡大で業績の先行きは不透明感が拭えず、経営者側の反応は鈍い。