徳島県内の子ども食堂は昨年末時点で40カ所にあり、1年間で17カ所増えたことが認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(東京)の調査で分かった。増加率は都道府県別で岐阜県に次いで2位だった。認知度の高まりに加え、県内の団体が開設を支援して広がっている。ただ、徳島市など人口密集地に偏在したり、運営資金不足に悩む食堂が多かったりと、課題も目立つ。

 調査は2021年10~12月、各地の子ども食堂関係団体や自治体に依頼。県内はNPO法人徳島こども食堂ネットワークが行った…