34歳以下のOB王座決定戦のポスター

 徳島県高校野球OB連盟は8月1日から、34歳以下の24チームによる「OB王座決定戦」を初めて開く。今年は元高校球児の全国大会「マスターズ甲子園」の本県出場枠がないことなどから、選手らのモチベーションを維持しようと、代わりの大会として企画した。

 県内各校のOBチームにとって、マスターズ県予選が年間を通じて唯一プレーできる機会だったが、今年は本県に出場枠が割り振られなかった。

 OB連盟は試合の機会を確保するとともに、マスターズで出場機会が限られる「若手」の大会を催すことで、多くのOBチームが参加できるようにした。マスターズの規定では、34歳以下の選手は試合の四回までしか出場できず、35歳以上を15人そろえる必要があるため、野球部の歴史が浅いチームは参加が厳しかった。

 王座決定戦ではこうした制限をなくし、大学や社会人の現役選手でなければ誰でも参加可能とした。マスターズでは27歳以上と規定されている投手の年齢制限もなくした。このため、王座決定戦にはこれまでマスターズ甲子園の県予選に出ていなかった徳島北や城東など6チームが出場する。

 王座決定戦は7イニング制のトーナメントで争い、23日に決勝がある。会場は阿南市桑野町のアグリあなんスタジアムなど3カ所。

 マスターズ甲子園大会事務局によると、34歳以下のOBチームだけで大会を開くのは徳島が初めて。OB連盟の立石剛会長(51)は「規定を緩和したことで、マスターズ県予選よりレベルが上がるのではないか。高校野球のような熱い戦いが見られそう」と期待している。