プログラミング言語の「スクラッチ」を使った買い物体験に取り組む児童ら=徳島市の徳島新聞社

プログラミング言語の「スクラッチ」を使った買い物体験に取り組む児童ら=徳島市の徳島新聞社

 小学生を対象にしたプログラミング教室が20日、徳島市の徳島新聞社であり、児童と保護者計37人が参加した。

 徳島文理大の林向達准教授(情報教育)が講師を務め、自分だけのICカードを作ってパソコン上にある架空の店での買い物を体験した。

 子どもらは、専用のICカードに思い思いの絵や文字を描いてデザイン。「スクラッチ」というプログラミング言語を使い、食べ物や洋服などの商品に値段を付けて開店準備を進めた。その後、自作のカードに電子マネーを入れ、パソコンに接続した読み取り機にカードをかざして商品を購入するといった買い物の流れを確認した。

 参加した藍住東小5年の福永貴彦君(11)は「本当に買い物をしているみたいで楽しかった。もっとスクラッチを勉強してゲームを作ってみたい」と話した。

 教室は「県小学生プログラミング大会」(徳島新聞社主催)の一環。