つるぎ高校(つるぎ町)の1~3年13人が30日、美馬市美馬町郡里地区で盛んだった伝統工芸「美馬和傘」の制作に挑戦した。
「美馬和傘製作集団」の5人の指導を受け、生徒は和傘の骨組みに丁寧にのりを塗っった後、アサガオ柄や幾何学模様の和紙をしわが寄らないように貼り付けた。
実習は、6月下旬から放課後や夏休みを利用して行われ、生徒は和傘のデザインなどを考えてきた。今後、8回の実習で和傘を完成させる。
美馬町の伝説の名馬「池月」を描いた3年の廣岡里菜さん(17)は「和傘作りは手先を使い集中力のいる作業だと感じた。満足のいく作品に仕上げたい」と話していた。
和傘の制作は美馬商業高校時代から続いており、今年で3年目。
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