徳島県内の漁協や水産卸売業者、飲食店などでつくる「徳島の活鱧ブランド確立対策協議会」が27日、大阪府高槻市の松坂屋高槻店で、徳島産ハモの消費拡大に向けたキャンペーンを行った。
地下1階の鮮魚店に骨切りをした開きや湯引き、あぶりを陳列。松坂屋高槻店や県大阪本部の担当者が来店者に「徳島のハモが旬を迎えました」などと声を掛け、買ってくれた人にスダチと、徳島産ハモが食べられる関西の飲食店などを紹介したチラシを配った。
松坂屋高槻店は18日の大阪府北部地震で発生当日に休業した。食品担当者は「地震で気分が沈んでいる消費者に徳島のハモを食べてもらい、元気になってほしい」と話した。
協議会は、京都の祇園祭や大阪の天神祭でハモの需要が高まる毎年6~7月に、関西などでハモをPRしている。