徳島県議会と県内の24市町村議会における女性議員の割合は、平均で10・2%だ。6市町議会では20%以上となる一方、5市町村議会では女性議員がゼロだ。1人の議会も10ある。女性が参政権を得て75年あまりがたつが、女性議員はいまだ「少数派」のままだ。

■女性議員の割合が最も高いのは

 定数に対して女性議員の割合が最も高いのはつるぎ町議会で25%。定数12に対して3人が女性だ。そのほか、女性が20%以上を占めるのは、割合が高い順に阿南市議会(定数26中6人で23・1%)、石井町議会(14人中3人で21・4%)、海陽町議会(14人中3人で21・4%)、徳島市議会(30人中6人で20%)、勝浦町議会(10人中2人で20%)。

■女性議員ゼロの議会は 

 女性議員がゼロの議会は阿波市、神山町、佐那河内村、上勝町、板野町の5議会

■女性議員が一人しかいない議会は

 女性議員が一人しかいない議会は牟岐町、美波町、松茂町、北島町、那賀町、東みよし町、藍住町、小松島市、吉野川市、三好市の10議会だ。

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