阿波木偶箱まわし保存会の会員(左端)に人形の持ち方を習う生徒=東みよし町昼間の町中央公民館

 木偶が入った箱をてんびん棒につり下げ、家々を渡り歩いて人形芝居を披露する「箱まわし」の伝承教室が、東みよし町昼間の町中央公民館で始まり、同町の三好、三加茂両中学校の1、2年生13人が、地域の伝統芸能に触れた。

 阿波木偶箱まわし保存会(徳島市)の会員5人が指導に当たり、箱まわしの歴史や人形の種類を説明。生徒は「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」「三番叟まわし」や、祝福芸「えびすまわし」「大黒まわし」の人形の持ち方や手の動かし方、語りなどを練習した。

 三加茂中2年の福原佑樹乃さん(13)は「人形が重くて大変だけれど、心をこめて動かしたい」と話した。

 保存会は2004年から県内各地で伝承教室を開いており、今回は同町の「法市農村舞台保存会」と連携して実施。10月4日まで計6回開き、生徒は最終日に法市農村舞台の公演で練習の成果を披露する。