三好市の祖谷地方を舞台にした映画「祖谷物語-おくのひと-」のDVDが4日、全国発売され、同市出身の蔦哲一朗監督(31)=東京都中野区=のトークショーが徳島市内であった。
紀伊國屋書店徳島店で、蔦監督は撮影秘話やフィルム撮影の面白さなどに触れた上で「皆さんが見たことないような祖谷の魅力が詰まっているので、そこを楽しんでもらいたい」と語った。
さらに、祖父で池田高校野球部元監督の故蔦文也氏の足跡をたどるドキュメンタリー映画が年内に上映できる見通しになったことや、次作は人形浄瑠璃を題材にした内容になることも明かした。
この日は同市沖浜の平惣徳島店でも蔦監督のサイン会があった。
祖谷物語は人と自然の共生をテーマにした蔦監督の長編デビュー作。2011年秋から12年夏まで祖谷地方でロケを行った。13年に作品を発表して以降、国内外の映画祭などで高い評価を受けている。
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