箏を演奏する成川さん=阿南市羽ノ浦町のコスモホール

 箏(こと)・琵琶奏者成川美佐さん(46)=徳島邦楽集団代表=のコンサート(徳島新聞社など主催)が6日、阿南市羽ノ浦町のコスモホールで開かれ、優雅な音色で約290人を魅了した。

 成川さんは、徳島市出身の作曲家、故三木稔さんの「花凛」を箏で華やかに奏で、琵琶の独奏では力強く弦をかき鳴らした。国内外で演奏する和太鼓集団「DRUM TAO(ドラム・タオ)」に所属していた長女の成川花音(かのん)さん(22)、馬場汐音(しおん)さん(28)とも競演し、花音さんが作曲した「朝」で息の合った演奏を披露した。

 鳴門市鳴門町の鳴門中学校音楽部で箏を弾いている1年小泉月乃さん(13)は「太鼓や琵琶を初めて生で聴けて感動した。成川さんが弾くきれいな箏の音色に少しでも近づきたい」と語った。

 成川さんは「新型コロナウイルス禍の中、大勢の前で演奏できてありがたい。今後も箏や琵琶の普及に努めたい」と述べた。