石などを置いて、遊歩道に敷かれたシート=5日午後0時半ごろ、鳴門市撫養町立岩

 7日の鳴門市納涼花火大会の会場となる撫養川沿いで、護岸に使われている石が抜き取られる被害が相次いでいることが5日、分かった。石は、花火見物の場所取りのため、川沿いの遊歩道に広げられたブルーシートの重しに使われていた。花火大会を主催する鳴門阿波おどり実行委員会は「通行人がつまずくなどしてけがする危険性がある」とし、同日夜から監視の警備員を配置した。

 5日午前5時ごろ、付近を散歩していた女性が、護岸の石を取る男性を目撃した。その時は、遊歩道のシートは2枚ほどだったが、午後0時半ごろには約40メートルにわたって並び、数十個の石などが重しとして使われていた。

 実行委はシートを折り曲げて歩行スペースを確保するとともに、護岸の石を使わないよう呼び掛ける注意書きをシートに貼り付けた。撫養川を管理する県東部県土整備局はシートを撤去するよう求める看板を設置した。

 今年の花火大会は規模が拡大されるため、例年は本番の前日夜に行われていた場所取りが早まったとみられる。