スクールカフェで手作りスイーツを提供する生徒(左)=吉野川市の吉野川高

 吉野川高校(吉野川市)で28日、本年度のスクールカフェと、生徒が育てた農産物や加工品を販売する「アグリ吉野川」の営業が始まった。

 カフェでは、自分たちが考案した紅茶のパウンドケーキや阿波晩茶を提供。生徒は手際よく飲み物を用意したり、手作りスイーツの説明をしたりして来店客をもてなした。

 同校の広場では、農場で栽培したキュウリやカボチャ、ナスなどの野菜のほか、花や加工品を販売。近くの長谷道子さん(72)は「丁寧に作られたものばかり。買い物が楽しい」と喜んだ。

 カフェ店長の食ビジネス科3年後藤田睦さん(17)は「新しいデザートを提供し、みんなを笑顔にしたい」と話した。

 原則木曜。カフェが午後3時~4時45分、アグリは午後3時45分~4時半。1学期の営業日は7月5、12日。2学期以降の営業日は同校ホームページに掲載する。