水揚げされる生きのいいすだち若ぶり=鳴門市北灘町沖

 水産卸売会社の徳島魚市場(徳島市)は6日、鳴門市北灘町沖でスダチの果皮を混ぜた飼料で育てた「すだちぶり」の夏季限定ブランド「すだち若ぶり」の出荷を始めた。昨年に続いて2回目で、9月中旬までに約3万匹を全国に卸す。

 北灘漁協(鳴門市)の養殖業者が、同市北灘町粟田の粟田漁港沖合3キロのいけすへ向かい、約60センチに育った約2千匹を水揚げした。水温が低く、台風の影響もあって出荷開始は昨年より2週間ほど遅い。生きたまま船で県内外の加工場や卸売市場に運ばれ、関東、関西の飲食業者などに出荷される。

 すだちぶりは、徳島魚市場が2013年9月に販売を始めた。スダチ果皮を与えていないブリよりビタミンEが4倍多く含まれ、さっぱりとした味が特長。秋からの販売を予定していたが、県内外の飲食店などの要望に応え、養殖業者が今年も夏季用に4月上旬から果皮入り飼料を与えていた。