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　徳島市の阿波踊り期間中（１２～１５日）は、市中心部におどり広場やおどりロードが設けられ、街全体が踊り天国に変わる。踊る阿呆も見る阿呆も一体となって楽しむ街角踊りなどが繰り広げられ、演舞場とは趣の違う魅力を堪能できる。
　
　●おどり広場　新町橋南詰めの新町橋東おどり広場と両国橋南おどり広場のステージでは、多くの連が趣向を凝らした演出でそれぞれ乱舞を披露する。両国橋南詰めの両国広場と元町おどり広場は、観光客らと踊り子が一体となって輪踊りが楽しめる。
　
　両国橋南詰めおどりロードは、紺屋町と南内町、両国本町の各演舞場を結ぶ路上に設けられ、有名連の流し踊りなどを堪能できる。いずれも午後６時から。
　
　●街角おどり　よんでん阿波おどり広場（午後６時～９時半）は、四国電力徳島支店前で有名連の踊りを見物できる人気の無料スポット。銀座おどり広場（同６時～１０時）は、踊り子たちの熱気に包まれて迫力満点。ＮＨＫ徳島放送局では１３～１５日の午後１時半～５時、４５連が参加して「熱演！真昼の阿波おどり」を開く。
　
　●にわか連　自由な服装で、誰でも気軽に参加できる。午後６時半と８時半、徳島市役所市民広場と元町おどり広場に集合。事前申し込みは不要で、有名連の踊り子から手ほどきが受けられる。オリジナル法被の貸し出しがあり、午後６時から徳島駅前の阿波おどり総合案内所と市民広場の２カ所で毎日、先着２５０人分を用意している。預かり金３千円が必要で、クリーニング代５００円を差し引いた２５００円を返却する。
　
　●その他　アスティとくしま多目的ホールの「アスティおどりひろば」で午前１１時と午後２時、有名連の公演などが行われる。阿波おどり会館では午後５時から阿波踊りの無料体験。毎日午前９時から１階受け付けカウンターで整理券を配る。定員１８０人。